『2020年3月31日16:00をもってサービス終了』
メビウスファイナルファンタジー(メビウスFF)運営からこのような旨のtweetが流れてきた…

メビウス…お前もか…!
メビウスファイナルファンタジー(メビウスFF)は何故失敗したか
2015年6月4日にサービスが開始されたメビウスFFは、 「ナンバリング級クオリティのスマートフォン用FF」 を掲げたスマートフォンプラットフォームでのFFシリーズの完全新作。
どことなく光の戦士(WoL)を彷彿させる名を持つ主人公であるウォルが、物語の舞台『パラミティア』で数奇な運命に立ち向かっていく…となんともFFファンの胸を躍らせるような設定です。
スタッフも北瀬住範氏、鳥山求氏、野島一成氏を初め、FFナンバリングタイトルを請け負った実績のある方々が一堂に名を連ねました。
また、サービス開始当初は他アプリの追随を許さない超絶奇麗なグラフィックで話題になりました。
私ももちろん配信日とともにDLしてプレイしました、初っ端のシーンですでにスマホの限界を超えたグラフィックと迫力に圧倒されました。
しかし…
メビウスFFはグラフィックと共にスペックも当時限界を超えていた
映像が奇麗であるということは即ち、映像処理に大きな負荷をかけるということ、当時androidのミドルレンジ帯のスマホを使用していた私は、動きの処理が追い付かず超もっさりプレイを強いられました…

想像はしてたけど…
映像を見るわけではなくゲームをすることが目的なので、当然ストレスフルなプレイ環境に断念、私のメビウスライフは僅か1月足らずで終了いたしました…
メビウスFFの重厚なストーリーが当時のユーザーとは合わなかった
今でこそ自称『本格スマホRPG(笑)』は数多存在しますが、当時は気軽に遊ぶスマホ、しっかりと腰を据えてプレイするならゲーム機で…というのがゲームユーザーのメジャーな意見でした。
要求スペックも相まって、ゲームに容量と電池消費を食って電話本来の使い方に影響が出る…というのも受けが悪かった要因です。
結論:メビウスFFは時代を先取りしすぎていた
このようにスマートフォンのスペックやプレイヤー感情を顧みるに、メビウスFFはリリース時期が若干世間の流れより早かったのではないか、そう私は推測しています。
もしもマシンスペックもスマホゲーに対するユーザーの意識も、ほんの少し違ってたら初動のユーザー離れはより少なく、今でもアクティブユーザーが多かったのかもしれません。
今リリースされていたらまた状況は違っていたのかもしれないメビウスFF、根強いファンも多数いるようで、各SNSでは突然の悲報に涙するファンの姿を多数見かけました…

なんだかんだ愛されたんだなぁ
メビウスFFのウォル、サ終FF保護施設のFFRKで活躍できるのか
メビウスFFが終了することでウォル君は今後活躍できるのか…FFRK民である私の最大の関心事はこの一点です。
過去にサービス終了したFFソシャゲ主人公の例をもとに、ウォルが今後FFRKでどのような扱いを受けるのかを考察してみましょう。
FFレジェンズ時空ノ水晶、主人公トゥモロの場合
記念すべき最初のサ終FFの主人公であるトゥモロさんは元祖『開幕ヘイスト+3ターン待機なし』のいかたく要員でした。

スタメン起用してた方も多いはず
高速いかたくでアタッカーの必殺技ゲージに貢献していた実績も今は昔、今ではデシやシェルクその他補助要員に地位を剥奪され、立派にベンチウォーマーとして活躍してるでしょう…

リスは一度も使ったことないや…
トゥモロが今となっては最大のネタとして扱われる原因、それは超絶必殺技『スイフトチェイン』

超絶必殺技としての価値を見出すことのできない効果、そして必殺技名についている『チェイン』の言葉…
某掲示板ないでは闇鍋ガチャでこれが飛んで来たら
「チェインキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
と盛大な祝福を頂ける、まさに夢のような武器です。
ちなみにこの武器が追加されたのは2017年3月8日、これ以降彼に新装備は実装されていない…
ワールドオブFF、主人公ラァンの場合
2016年にコンシューマーで発売されたのち、2017年~2018年と僅か1年でサ終してしまった『ワールドオブファイナルファンタジー メリメロ』。
この悲運なゲームの主人公であるラァンですが、本体性能自体はそれなり優秀であることはあまり知られていません。

炎属性中確率2連、☆6モンクアビリティと☆6召喚アビリティセット可能、おまけに覚醒モードも物魔両対応の炎覚醒モード…

こやつ、なかなか出来る…!

上手く使えば☆6魔石のスタメンだって夢じゃない…かもしれない、そんなポテンシャルを持ったキャラです。
但し、外伝キャラの運命なのか、新規装備が追加されるスパンがかなり長く、レコードボード実装も現時点では時期が全く見えないのが難点。
決して弱くはないがナンバリングタイトルと比較するとどうしても基礎的なステータス面での不安が残ってしまう、原作と同様に悲運な主人公です。


ラァンはやれば出来る子っ!
FFRKでのウォルの扱いは?今後どうなる?
結論を先に述べると、メビウスFFがサービス終了になってもウォルは上記2キャラよりは使えるようになる見通しは高いと思います。
なぜそう思うのか…根拠はこちら。
ウォルは現状普通に強い
ウォルは2020年に入って、それこそメビウスFFサービス終了告知の5日前に新規装備が実装されました。
覚醒奥義、オーバーフロー奥義、新規超絶、☆6閃技…どれも必要最低限実践投入しても使える装備です。
中でも新規超絶は即時で乾坤デバフ(防御力+魔法防御+精神デバフ)かつ重式纏いが得られるという、なんとも汎用性が高い装備です。

覚醒奥義も、纏い+弱体、更にヘビーが確定2連で使用できるのでパーティ全体の火力アップに貢献できます。

『開幕ヘイスト+3ターン待機なし』のマテリアを活かしていかたく補助に徹するのもよし、『トランス時ダメージアップ』マテリアを活かしてアタッカー運用するのもよし、ウォルは様々な場面で1~3番手が張れるキャラに成長しています。
ウォルのレコードボードは既に解放済み
トゥモロ、ラァンはいつ実装されるか見通しが立たないレコードボード解放ですが、ウォルは既に解放されています。
これはとてつもなく大きなアドバンテージで、今すぐ最前線キャラに成長することもできれば、闇鍋装備召喚で意図せず装備が当たっても基礎能力でスタメン入りすることが出来ない、といったケースがなくなります。
覚醒、新超絶が当たったらウォルを愛しレコボ全開放しましょう。
参戦シリーズが外伝ではない
スマホゲー出身であるにも関わらず、ウォルがカテゴライズされているシリーズは外伝でなくてFF1です。
FF1のキャラクターとしてカテゴライズされているということは、今後もシリーズガチャやハッピーなどで安定的に装備が供給される(可能性がある)ということに繋がります。
WoLとウォルでW光の戦士を共演させたり、メイアエコーセーラガーランドとメビウスパーティを組ませたり、FF1のパーティはメビウスFFのファンでも楽しめるのではないか…と思います。
最後に:ウォルはメビウスがなくなってもFFRKで頑張れる
メビウスFFユーザーの方がどれだけこの記事に目を通されるのかは分かりませんが…
ウォルはメビウスがなくなってもFFRKで十分活躍できる!
少なくとも私はこう思います…
なので、メビウスFFがサービス終了してウォルロスを痛感する前に…
FFRKを一緒に頑張りましょう!!

ウォルの装備がPUされてる今がチャンスなのです!