2019年9月20日、任天堂より『ゼルダの伝説 夢をみる島』のリメイクが発売されることが発表されました。
ゲームボーイ版が発売されたのが1993年6月6日…約26年ぶりのリメイクに歓喜や興奮の声が各SNSを中心として沸き上がりました。

小学生の頃にプレイしたリスも嬉しすぎてついついtweetしちゃいました。
往年のファンが懐かしむタイトルのようですが、私としては是非とも当時自分がプレイした年代のお子様を持つ親世代に勧めたい!
子供を一緒にプレイして、当時の思い出や攻略情報を親子で共有してほしい!
今に至るまでかれこれ〇回は夢を見る島をクリアしたリスが、『ゼルダの伝説 夢をみる島』リメイクをゴリ押しさせていただきますね。
- ゲームボーイ版『夢をみる島』をプレイしたことがある方
- 親子でも楽しめるRPGを探している方
- Nintendo switchで面白いゲームを探している方

『ゼルダの伝説 夢をみる島』とは
『ゼルダの伝説 夢をみる島』は1993年6月6日にゲームボーイで発売されたアクションRPGです。
2019年9月20日にNintendo switchで全面リメイク版が発売されます。

時系列は『神々のトライフォース(SFC)』でのガノンドロフとの死闘に勝利した後の物語、プレイヤーはハイラルの勇者リンクとなり、遭難の末流れ着いたコホリント島から脱出するために島の神『風のさかな』を目覚めさせるべく『セイレーンの楽器』を求め冒険していきます。
旅の過程で語られるコホリント島の真実や物語の果てに見える悲しい未来、葛藤しつつも最後まで戦い抜くリンクの姿に小学生ながらイロイロと考えさせられました。
当時、スーパーファミコンの最盛期により苦戦を強いられていたゲームボーイ市場の中、50万本という数字をたたき出したゼルダの伝説シリーズの名に恥じないタイトルですね。(世界市場では売上300万本以上)
当時流れていたスチャダラパーのCMは記憶に残っている方も多いではないのでしょうか?
『ゼルダの伝説 夢をみる島』はRPG初体験の子どもに是非とも触ってもらいたい
RPGと言えば難しいストーリーに難解なシステム、ストーリーのテキストの漢字の多用など、傍目で見ると子どもにはなかなか面白さが理解ができないのではないか…と思われがちです。
ですが本作品については心配はご無用、なんといっても私が実際に小学生の時にプレイしていたのですから。
『ゼルダの伝説 夢をみる島』ストーリーは深いけど分かりやすい
ネタバレこそ控えますが、物語が進むほどにコホリント島の真実は深く重く、残酷にリンクとプレイヤーの胸の内をえぐってきます。
ですが、最近のゲームでよく見られるような複雑なものでなく、島が私たちに問いかけている問題はとてもシンプルなのです。
故に、平仮名がわかる程度の子どもにもスッと理解でき、尚且つ思案してしまう…
いのちや意志の在り方を子どもながらに考えさせられるテーマになっています。
『夢をみる島』のストーリーの進行具合に比例して難しさに慣れていくシステムは凄い
プレイヤーの分身となるリンクですが、初めは剣を振る、盾で守るの2つしか行動ができません。
リンクはストーリーを追うごとにダンジョンで一つ一つ武器やアイテムを入手し、飛ぶ、掴む、走る、泳ぐといった行動をプレイヤーとともに覚えていきます。
このシステムがまた絶妙で、ダンジョンで入手したアイテムはそのダンジョン内で徹底的に使わされます。
よって、新しい行動もダンジョンクリアのタイミングには使いこなせるようになるという…任天堂の初心者でもクリアしてもらえるようにガイドをする道の作り方と皆に楽しんでもらいたいという姿勢には毎度感服です。
『ゼルダの伝説 夢をみる島』は子どもでもプレイできるよう漢字にルビがある!

私がゲームボーイでプレイした当時、ゲーム機のスペック上どうしても使用される漢字に制限があったため、子どもながらにストーリーに関わる漢字に苦しんだ記憶はありません。
そして今作、スイッチ版では上記画像のとおり、本作は小さな子どもにも読めるよう文字自体は大きめに、漢字にはルビが振られています(同シリーズの前作『ブレスオブザワイルド』もルビはありましたが文字サイズは小さめ)。
個人的に一番懸念していた部分でありましたので(スプラトゥーン2も漢字にルビがなかったので子どもがいつも悩んでます)、何の不安もなく子どもに遊んでもらうことができます。
『夢をみる島』には任天堂を代表するキャラクターが沢山ゲスト出演!
本作ではメジャーなものからマイナーなものまで、非常に多くの任天堂キャラクターが登場します。
パッと頭に思い浮かぶだけで
・クリボー(スーパーマリオシリーズ)
・ワンワン(スーパーマリオシリーズ)
・パックンフラワー(スーパーマリオシリーズ)
・カービィ(星のカービィシリーズ)
・ヘイホー(スーパーマリオUSA)
・リチャード王子(カエルの為に鐘は鳴る)
・タリン(本作の重要なサブキャラクターでキノコ好きな親父)
見覚えのあるキャラクターを見るとやはり子どもは何かしらいいリアクション、してくれるはずです。(さすがにカエルの為に鐘は鳴るを知ってる子どもはいないと思うけど)

まとめ:『ゼルダの伝説 夢をみる島』はRPGの導入として、ゼルダシリーズの導入として是非とも遊んでもらいたい
ゼルダの伝説シリーズを通してで今なお名作と謳われている『ゼルダの伝説 夢をみる島』。
可愛さあふれるデフォルメな見た目、見た目とは裏腹に深いテーマを取り扱ったストーリー、当時をご存じの方は親子で楽しんでいただきたいし、これまで知らなかった方は是非とも昔の名作を味わっていただきたいものです。